いざ「ホームページを制作しよう」となった時に、まず初めに作成するトップぺージ。
今まで様々な企業や店舗、サービスに関するWebサイトをご覧になる機会があっても、作るとなると「どうやって作ればいいの?」と疑問に思う方が多いと思います。
今回は、トップページの基礎知識や掲載すべき情報について解説します。
トップページとは
トップページとは「ホームページの入口」です。
ほとんどのユーザーがホームページにアクセスした際に最初にトップページを閲覧します。
階層構造とトップぺージ
通常、ホームぺージは「階層構造」を持っています。最上位の階層は「トップページ」であり、それ以外の階層は「下層ページ」と呼ばれます。
すべての情報をトップページに掲載すると、非常に長くて目的の情報が見つかりづらいページとなってしまいます。
そのため、ホームぺージでは情報を整理するために、階層構造を使用するのが一般的です。
トップページには、主に下層ページで詳しく扱われる「情報の概要」が掲載されます。
一方、下層ページには、お知らせや会社概要、問い合わせフォームなど、それぞれ専門的な情報が掲載されます。階層が深くなるにつれて(2階層目、3階層目など)、より専門的な内容が提供されるでしょう。
「トップぺージ」「ホーム(Home)」の違いは?
「トップページ」や「ホームぺージ」という用語は、英語と日本語では異なる意味で使用されます。そのため、統一した表現をすることが重要であり、特定の対象を明確にする必要があります。
英語圏では、入口となるページは「home page」と表現されます。
しかし、日本では一般的に入口となるページは「トップぺージ」と表現されます。
どちらの表現を使用しても意味は伝わりますが、ユーザーが混乱しないように、ホームページ内で表記を統一することが重要です。
▼各サイトを見ると、トップページへのリンクに対する文言が様々です
TOP(トップへ)
TOPにもどる(トップにもどる)
HOME
ホーム
トップページの役割
次にトップページの役割について紹介します。
トップページを作るにあたり、これだけは頭に入れておかなければならない3項目です。
1. ホームページの内容理解
トップページの役割の一つは、ユーザーにホームページの内容を理解してもらうことです。
トップページを訪れたユーザーは、まず「自分が求めている情報があるかどうか」を判断します。
必要な情報が見つからない場合、ユーザーはホームページから離脱してしまうでしょう。
つまり、トップページはホームページの内容を正確に伝える必要があります。
2. 求めている情報へ導く
ユーザーがストレスなく求めている情報を見つけることも、トップページの役割です。 適切な案内がトップページにない場合、ユーザーは情報を探し回る必要があります。 実際、ユーザーの中には「探すのが面倒だ」と感じて下層ページに進まず、ホームページから離脱する人もいます。
つまり、トップページはユーザーを適切に導くために非常に重要な役割を果たしているのです。
3. 新しい情報を届ける
トップページには、ユーザーに「ニュース(お知らせ)」を伝える役割もあります。
たとえば、新商品の発売、展示会やセミナーの案内、長期休暇のお知らせなど、さまざまなニュースを掲載することがあります。
先述の通り、トップページはウェブサイトの入口であり、ユーザーの目に留まる機会が多いです。そのため、ユーザーに伝えたい重要なニュースがある場合は、トップページに掲載することが重要です。
また、トップページは初めて訪れるユーザーだけでなく、以前に訪問したユーザーや既存の顧客も利用します。
もしサービス内容に変更があったり、提供中のサービスに障害が発生した場合など、できるだけ多くのユーザーに情報を伝える必要があります。
トップぺージの構成
次にトップページの構成について紹介します。
様々なパターンがありますが、今回は一般的な構成について説明します。
ヘッダー
ヘッダーはWebサイト全体で共通する部分であり、ロゴ、社名、電話番号、お問い合わせバナーなどを配置します。お問い合わせは常に目に入る位置に配置し、スクロール時にもバナーが追従する形にすると良いでしょう。最近ではリード獲得を目的として、お問い合わせ前段階のリードも取れるように、資料ダウンロードを配置するケースも増えています。
ナビゲーションメニュー
ナビゲーションメニューはWebサイト全体で共通する部分であり、各ページへのリンクを網羅するものを配置します。スマートフォンの普及に伴い、上部にナビゲーションを置くタイプが増えています。ユーザーが見やすくするために、項目が多くなりすぎないように5~7項目程度に抑え、項目にマウスオーバーすることで下の階層が表示されるように設計します。漏れやダブりのないリンク設定を行い、ユーザーが必要な情報をすぐに見つけられるようにすることが非常に重要です。
メインビジュアル
メインビジュアルは表紙の役割を果たす非常に重要な要素です。伝えたい内容が複数ある場合や複数の事業部がある場合などでは、スライドショーを使用したり、動画を活用したりすることもあります。
コンテンツ
コンテンツはヘッダーやフッターなどのWebサイト全体で共通する要素ではなく、ページごとに異なる部分です。誘導したいページへのコンテンツなどを配置します。また、新着ニュースやお知らせなどもここに掲載されることがあります。
コンテンツは優先順位をつけて上から順に配置します。多くの加工技術を持っている場合でも、ただ列挙するのではなく、強弱をつけることも重要です。一部の技術をピックアップして上部に配置するなど、目立たせる工夫も有効です。
フッター
フッターはWebサイトの下部に配置されるナビゲーションや著作権表示、基本情報(ロゴ、社名、住所、電話、FAX)などを記載する一般的な部分です。Webサイト全体で共通する要素となります。
最後に
この記事では、トップページの基礎知識や構成について解説しました。
ユーザーにとってわかりやすく使いやすいトップページを作成し、ビジネスを活性化しましょう。
素晴らしいホームページの完成を心からお祈りしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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